ミネラルの必要性2[高脂血症とは]

カルシウム 血圧上昇を抑制する カルシウムはミネラルの中でも一番多く必要とするものです。 骨、歯などには欠かせない大切な成分です。カリウム同様、ナトリウム による血圧上昇を抑制する働きがあります。 高脂血症の人はカルシウムを多めに摂るように心掛…

ミネラルの必要性1[高脂血症とは]

ミネラル 体細胞が正常な状態に保てるよう調整しあう栄養素 ミネラルは体内で合成されませんので、いろいろな食品から摂取しま しょう。おもなミネラルとその働きを紹介します。 ミネラルは体を構成する重要な成分 ミネラルは無機質ともよばれ、タンパク質、…

脂溶性・水溶性ビタミンの役割

ビタミンのおもな種類 ビタミンは13種で、大切な補助栄養素です。 高脂血症では、自分に適した食品からビタミンB2・C・Eを 積極的に摂りましょう。 【脂溶性ビタミン】 ビタミンA・免疫機能を維持する。βカロチンは体内で ビタミンAに変わる。酸化防止…

ビタミンE[高脂血症とは]

ビタミンEの役割不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ 高脂血症の人は不飽和脂肪酸の食品をつとめて多く摂取する ように勧められています。 前述の通り、不飽和脂肪酸は酸化されやすい脂質ですが、 ビタミンEはこの酸化を防ぐ働きがあります。 ビタミンEは、体内で作…

高脂血症予防にビタミンC[高脂血症とは]

ビタミンC コラーゲンの形成を助け、免疫力を高める体内でコラーゲンの合成に働き、血管や粘膜、骨などを強く する作用があります。 毛細血管を強くし、発ガンや老化物質である過酸化脂質 ができるのを防ぐことにも役立ちます。 高脂血症の予防には成人1日当り…

高脂血症予防 ビタミンB2[高脂血症とは]

ビタミンB2脂肪代謝に関与し、過酸化脂質の合成を抑制ビタミンB2は動脈硬化の進行や肥満を予防する働きがあ るので、積極的に摂りたいビタミンです。脂肪の代謝を助け、 体脂肪の分解を促進させてくれます。 また、ストレスや過労によって、排泄量が増え…

動脈硬化予防に必要な栄養素 ビタミン[高脂血症とは]

ビタミンとは 過酸化脂質の働きを抑制し、脂肪代謝にも関与する健康を守る 潤滑油。 ビタミンにはいろいろな種類があり、それぞれ重要な働き を担っています。ここでは高脂血症の改善に役立つ3つの ビタミンを紹介します。 1、健康な体を維持する潤滑油の…

たんぱく質はとても必要な栄養素 3[高脂血症とは]

植物性タンパク質を多く含む食品 食品名 目安量 分量(g) タンパク質(g) がんもどき 1個(大) 130 19.9 生ゆば 50 10.9 練り豆腐 1個 20 9.9 納豆 1パック 50 8.1 豆乳 1パック 200 7.2 豆腐(木綿) 1/3丁 100 6.6 ゆで大豆 1/2カップ 50 6.2 油揚げ 1…

たんぱく質はとても必要な栄養素 2[高脂血症とは]

動物性タンパク質を多く含む食品 食品名 目安量 分量(g) タンパク質(g) 魚 エビ 4尾 80 17.3 サバ 1切れ 80 16.5 マダイ 1切れ 80 16.4 イワシ 2尾 80 15.8 カレイ 1切れ 80 15.7 生サケ 1切れ 80 15.6 キンメダイ 1切れ 80 14.9 サンマ 1尾 80 14.8…

たんぱく質はとても必要な栄養素[高脂血症とは]

たんぱく質は筋肉や内臓の構成に欠かせない栄養素 必須アミノ酸を多く含む動物性タンパク質とコレス テロールを下げる効果が期待できる植物性たんぱく 質を1対1の割合で摂取しましょう。総エネルギー量の15〜20%をタンパク質で摂るタンパク質はプロテイン…

食事療法の献立の立て方と食べ方 4[高脂血症とは]

●IPA(イコサペンタエン酸)含有の多い魚肉 (多価不飽和脂肪酸) 血管内の固まった血液を溶かし血液中の中性脂肪や コレステロールを減らす。 食品名 含有量(g)(100gあたり) ハマチ(養殖) 1.5 キチジ 1.5 マイワシ 1.4 身欠きニシン 1.3 本マグロ…

食事療法の献立の立て方と食べ方4[高脂血症とは]

不飽和脂肪酸中IPA・DHAを多く含む魚肉類 ●DHA(ドコサヘキサエン酸)含有の多い魚(多価不飽和脂肪酸) 悪玉コレステロールを減らし、脳や神経組織の機能を向上させる。 食品名 含有量(g)(100gあたり) 本マグロ 2.9 マダイ 1.8 ブリ 1.8 サ…

食事療法の献立の立て方と食べ方 3[高脂血症とは]

●リノール酸(多価不飽和脂肪酸) 人の体で合成できないので食品から摂取しなけれ ばならない 食品名 含有量(g)(100gあたり) サフラワー油 72.3 ひまわり油 65.8 大豆油 49.9 とうもろこし油 47.3 ごま油 42.0 クルミ 41.2 調合油 41.1 【本日の健康テ…

食事療法の献立の立て方と食べ方 2[高脂血症とは]

●リノレン酸(多価不飽和脂肪酸) リノール酸同様人の体では合成せきないので食品 から摂取しなければならない 食品名 含有量(g)(100gあたり) なたね油 10.2 調合サラダ油 9.3 クルミ 9.0 調合油 8.3 大豆油 7.5 マーガリン 2.1 国産大豆 1.8 【本日の…

食事療法の献立の立て方と食べ方 1[高脂血症とは]

不飽和脂肪酸を多く含有する食品 ●オレイン酸(一価不飽和脂肪酸) 食用油と食品 含有量(g)(100gあたり) オリーブ油 70.5 なたね油 55.2 ヘーゼルナッツ 45.8 マカダミアナッツ 42.1 落花生油 40.4 ごま油 36.6 アーモンド(炒り) 35.4 【本日の健康テ…

高脂血症の人が摂りたいお勧めの脂質[高脂血症とは]

脂質には、動物性脂肪に含まれる飽和脂肪酸と植物 性脂肪や魚油脂肪に多く含まれる不飽和脂肪酸の2 種類があります。 飽和脂肪酸は、融点が高く常温では固体の状態で 、けっちゅのコレステロールを上昇させます。 ラード(豚脂)、ヘッド(牛脂)、バター、…

【副菜】 ビタミンやミネラルの供給源[高脂血症とは]

1日の食事量の目安 *【副菜】 ビタミンやミネラルの供給源 副菜は野菜やイモ類、豆類、海藻などビタミンやミネ ラル成分を主とし、主菜の補助おかずとなるものです。 野菜類は緑黄色野菜と淡色野菜を1対3の割合で、 1回量に約100g〜150g程度とり、1日…

【主菜】 食材と調理法を工夫しよう[高脂血症とは]

1日の食事量の目安 【主菜】 食材と調理法を工夫しよう 主菜の栄養素は主にタンパク質となります。 タンパク質 は総摂取エネルギー量の15%を目安とします。肉類、魚 類、豆類などの分量は1食当たり60g〜80g程度にし、 ビタミンの多い野菜や食物繊維の多…

主食 摂取エネルギーの半分を取る[高脂血症とは]

1日の食事量の目安【主食】 総摂取エネルギー量の約半分、55〜60%は炭水化物から 摂取します。 炭水化物は主菜や副菜にも含まれていますが ほぼご飯などの主食から摂ると考えるといいでしょう。 1回の主食に、ご飯なら茶碗に1杯から1杯半、パン なら6…

1日の食事量の目安[高脂血症とは]

必要なエネルギーを主食とおかずから 1日にどれくらいのエネルギー量を摂取するかは、 標準体重から計算することができます。 健康な人で、比較的よく体を動かす人は体重1kg 当たり30キロカロリーを掛けて計算します。 しかし、前述の通り、高脂血症の患…

コレステロールを多く含む食品[高脂血症とは]

コレステロールを多く含む食品食品名 目安量 分量(g) コレステロール(mg) フォアグラ 50 325 スモークレバー 50 240 鶏レバー 60 222 豚レバー 60 150 牛レバー 60 144 鶏もも肉(皮つき) 100 98 牛ロース肉(ステーキ用) 100 89 豚ロース肉 100 69卵黄…

塩分を多く含む食品[食事療法]

食品名 目安量 分量(g) 塩分(g) ロースハム 2枚 0.8 ベーコン 1枚 0.2 メザシ 2尾 0.8 塩サケ 1切れ 1.4 アジ干物 1枚 1.7 イワシみりん干し 1枚 0.4 タラコ 30 1.4 イクラ 大さじ1 1.2 カマボコ 2切れ 1.2 シラス干し 大さじ1 0.3 イカ塩から 大さじ…

高脂血症の食事療法ポイント 2[高脂血症とは]

【中性脂肪値の高い人は】・過食を避けて余分なエネルギーを溜めない ・脂肪の摂取を全体のエネルギー摂取量の20〜25%にしましょう ・糖分摂取は全体のエネルギー摂取量の60%ととして果糖・砂糖は控える ・抗酸化物質のあるビタミンを多く摂取する。 ・甘…

高脂血症の食事療法ポイント1[高脂血症とは]

【血中コレステロール値の高い人は】・過食を避けて余分なエネルギーを溜めない ・脂肪の摂取を全体のエネルギー摂取量の20〜25%にしましょう ・コレステロール摂取を300mg以下にしましょう ・降参か物質のあるビタミンを多く摂取する ・食物繊維を豊富にと…

高脂血症(予防)のための食事 6[高脂血症とは]

【キノコ・海藻類】食物繊維は野菜だけでなくキノコ・乾物・海藻類にも多く含まれているので 野菜の食物繊維と組み合わせて、海藻、茸、コンニャク、乾物を摂りましょう。 ゆでタケノコ・コンニャク・シメジ(本しめじ)・マイタケ・生椎茸・ 干シイタケ・切…

高脂血症(予防)のための食事 5[高脂血症とは]

【野菜】 1日400gの摂取が理想ですが、400gの野菜を食べることは とても大変です。 なので、3食に分けて食べる様に工夫します。野菜は肥満や高脂血症の予防となります。 グリーンアスパラ・ニラ・ブロッコリー・サラダ菜・ ニガウリ(ゴーヤ)・かぼちゃ…

高脂血症(予防)のための食事 4[高脂血症とは]

【大豆製品】 大豆に豊富に含まれるたんぱく質は、血管を丈夫にし、 コレステロールや血圧を安定させてくれる効果があります。 そして、動脈硬化防止の効果もあります。 ゆで豆腐・豆腐・高野豆腐・豆乳・おから 枝豆・納豆を摂りましょう。 【本日の健康テ…

高脂血症(予防)のための食事 3[高脂血症とは]

【魚介類】様々な色や形のある魚があるなか 高度不飽和脂肪酸のIPA(イコサペンタエン酸) DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれる魚を 摂るよう心がけましょう。 イワシやサバなどなど青背の魚に特に多く含まれています。 【本日の健康テレビ】 5月…

高脂血症(予防)のための食事 2[高脂血症とは]

【肉類について】ほどよく脂が乗った肉ほど柔らかく 美味しいですがこれが、悪玉コレステロールを増やす 飽和脂肪酸になるのです。 ですから、脂身は取り除いて使用しましょう。 魚類5に対して肉類2の割合で食べることが 高脂血症予防の食事メニューとなり…

高脂血症(予防)のための食事 1[高脂血症とは]

【コレステロール値の高いタイプの人は】 コレステロールを多く含む食品は控え 食物繊維やビタミンをたっぷり摂るように工夫します。塩分と脂肪の取りすぎにも注意。 【中性脂肪値の高いタイプの人は】 炭水化物や糖分を控え、脂肪と塩分の 摂りすぎに注意し…