高脂血症はなぜ起こるの？[高脂血症とは]

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高脂血症患者が増えてきた理由の大きな原因は
穀物・野菜・魚中心の食生活から動物性脂肪を
多く摂る肉食が増えてきたことが原因の一つです。

動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれていて
この飽和脂肪酸が血中コレステロールを増やすのです。

　『飽和脂肪酸とは』
　　
　　肉や乳製品をはじめとした動物性食品などに多く
　　含まれている脂肪酸です。
　　とり過ぎは、悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、
　　動脈硬化をまねく原因のひとつになります。
　　動物性脂質を摂取しすぎないことが大切です。

　　含まれている食品例
　　牛脂（ヘッド）、豚脂（ラード）、牛・豚・鳥類の脂身、
　　ベーコン、バター、生クリーム、クリームチーズ、チェダーチーズ

ファーストフードなど外食は特に飽和脂肪酸が
含まれているので、若いうちから食べることが普通
となっている今の時代、将来が心配なのです。

お肉を摂るならば良質の赤身のあるお肉には
脂肪を燃焼するＬ−カルニチンを含んでいるのでお勧め。
ささ身は低脂肪なのでこれもお勧め。

一番はやはり食事のバランス。
コレステロールを減らす働きをする
不飽和脂肪酸を含んだ魚類や植物性油脂などとともに
バランスの良い食事をとるように心がけることが大切です。

バランスの良い食事といってもどんな？
という疑問が出てきますよね。

主食・主菜・副菜を基本に食べるということです。
どれかを多く摂るのではなく、食材を多く使うことによって
ミネラル・ビタミンも少量づつでも身体に取り入れることも
大切です。