動脈硬化を進展させないために 3[高脂血症とは]
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治療法は５つに分かれます。
今日はそのうちの運動療法
【運動療法】
エネルギーの消費量を高めて
脂肪の代謝を促進して肥満の予防・解消をめざしましょう。
運動について
メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）には
食事・運動でまず三キロ減量が必須です。
動脈硬化起こしやすいメカニズムを改善するには
中性脂肪を減らすことです。
中性脂肪とは体脂肪のこと。
肥満の方は高いですが、ただ若いときは
「リポタンパク・リパーゼ」という
中性脂肪を分解する酵素の働きが非常に活発なので
肥満でもそんなに中性脂肪は高くないのですが
年齢とともにリパーゼの機能は落ちてきます。
だから、中年になって太ってくる人ほど
中性脂肪が高いという現象が出てきます。
中性脂肪が上がれば善玉であるHDLが下がるという
両者はシーソーみたいな関係になります。
これを解消するには
運動です。
運動するとHDLがすごく上がってきます。
リポタンパク・リパーゼはインスリンに非常に依存している
酵素ですが、インスリンの効きがいい状態では、リポタンパク・リパーゼの
生成が増えます。
すると、中性脂肪が分解されやすくなり
HDLが増える。
血管壁の毛細血管にあるリポタンパク・リパーゼは
血流が良くなるとインスリンの働きも良くなります。
血流と同時にインスリン抵抗性がよくなる状態というのは
運動が一番なのです。
だからマラソンランナーは、中性脂肪が非常に低くて
ものすごくHDLが高いのです。
どんな運動がよいのでしょう？
まず食後にやることが重要です。
食前にやっても意味がありません。
食後にはエネルギーが漲っていて血中を中性脂肪が
流れています。
そこで筋肉を使って栄養を燃やします。
脂肪酸という中性脂肪の前駆体（前の段階）の
原料が、燃えてくれるのです。
初めは血糖値が下がってきますが
そのうち遊離脂肪酸が下がってきます。
食後１時間くらいには、血糖値が上がり
その後中性脂肪が上がってきます。
その時間帯の運動が一番効果的です。
やせ始めると気分がよく楽しい体験が出来ますから
一緒にがんばりましょう。
【本日の健康テレビ】
5月7日（月） 8:00〜11:00
テレビ東京 朝はビタミン！
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5月7日（月） 10:00〜10:30
テレ玉 水と大地からの健康便り
5月7日（月） 14:00〜14:55
tvk 日本健康一番宣言！目指せ、健康の達人スペシャル
5月7日（月） 20:30〜20:45
NHK教育 きょうの健康 「前立腺の病気・症状と検査」
きょうの健康◇前立腺の病気をテーマに送るシリーズ。1回目は前立腺の働きや前立腺肥大症の症状、排尿状態の自己チェック法、病院での検査について伝える。男性の加齢とともに起こる排尿のトラブルは前立腺の病気によるものが多い。前立腺は尿道を囲むように位置しているので、尿道に近い内腺が肥大すると尿道を圧迫したりふさいだりして排尿異常が起こる。
